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こんにちは!ハルチコです。
Webライター初心者には、「甘くはなかった」「イメージと現実は違った」と、数ヶ月でリタイアする人がたくさんいます。
実際に文章を書くだけが、Webライターの仕事ではありません。案件を取るための売り込みや、執筆以外の工数もたくさんあります。
ぜひWebライターのリアルを知ってから、この世界に飛び込んで。慣れると楽しい仕事です。
この記事はこんな人におすすめ!
・Webライターは甘くない仕事?
・Webライターのなにがきついの?
・Webライターの現実が知りたい
・Webライターのメリットは?
わたしは副業を含めて15年くらいの、中堅Webライター。Webライターをこれから始める方に、仕事のリアルをお伝えします。
またWebライターの方で、文字単価2円以上を目指したい方はこちらをどうぞ!
【理想と現実】Webライターの甘くない実態を公表!
Webライターのイメージを、何人かに聞いてみました。Webライター現実は…?
なんかライターって響きがカッコイイよね!
仕事中は人と会わないから、部屋着&化粧なしで目の下にクマがふつう。
現実はそんなものよ!
初心者が抱きやすい理想と、現実を表にまとめました。
理想 | 現実 |
---|---|
ライターって響きがカッコイイ! | 部屋着&化粧なしで目の下にクマ |
クリエイティブなイメージ | マニュアルから外れないのがベスト |
家で仕事できてうらやましい | 子どもが邪魔しない時間帯ならOK |
スタバでノマドしてそう | スタバじゃなくてファミレス |
マイペースに仕事できそう | 納期が近づくと徹夜も… |
理想と現実を表にしました。いかがですか?
スタバ、憧れますね。でもWebライターの仕事を時給換算してしまうと、選択肢はファミレスのドリンクバー。もしくは自宅から出られない。
わたしは9割以上、在宅ワークです。
出かけない日の仕事着は、化粧なし&部屋着です。
祝日などで子どもが家にいる日は、家族が寝たあと徹夜で仕事をします。
主婦ライターの1日(タイムライン)を掲載している記事もあるので、ぜひこちらも読んでみて。ママライターの酸いも甘いもわかるよ。
Webライターの楽しさがわかるのは、初心者マークが外れた頃から。ライターには楽しさやメリットも多く、15年続られました。
初心者にとってWebライターの何がキツイか、次の章からお話しします。
【初心者】Webライターの甘くない現実5つ
初心者Webライターがリタイアする原因を5つ紹介します。
初心者マークが外れて、中堅クラスのライターになると状況は変わりますよ!
実績を積むほど、稼げるしラクになります。
初心者ライターは時給換算すると安い
初心者の頃は、ほんとうに稼げません。理由は次のとおりです。
■初心者が稼げない理由
・文字単価が低い
・記事単価が低い
・トライアルテストに落ちやすい
・タイピングスピードが遅い
・ライティング以外の工数に時間がかかりすぎる
初心者Webライターがどの程度の力があるのか、クライアントもわかりません。だから初心者向け案件は、とにかく低単価。
どのくらい違うかというと、次の通りです。
■文字単価の目安(1文字あたり)※は記事単価
初心者 :0.3~1円 ※約3,000円
一般的なレベル:1円~3円 ※約8,000円
上級者 :3円~ ※18,000円~
同じ仕事量をこなしても、ベテランと初心者には大きな差があります。
また単価の高い案件ほど人が集まるので、トライアルテストで実力を判断するクライアントも多いです。トライアルテストの報酬はさまざまで、募集内容と同じ金額が出るものもあれば、0円も。
初心者はライティング技術がないので、トライアルテストに複数回落ちる可能性があります。
また受かったとしても、タイピングが遅かったり、ライティング以外の作業工程に時間がかかります。
納期後に時給換算したら、「時給500円以下だった」なんてよく聞く話。
でも、初心者を抜けた先に希望があるよ!
Webライターは営業力が必要
在宅のWebライターのほとんどが、クライアントから仕事をもらい報酬を得る、フリーランスや、開業届けを出した個人事業主です。
雇われているわけではないので、会社から仕事をもらえません。
案件は自分で取りに行く必要があります。
自分がWebライターとして優れている点を、プロフィールやポートフォリオに落とし込んだり、クライアントに次の仕事も引き受けられるよう交渉したりするのも仕事の一つです。
案件の取り方は、「Webライターの文字単価や月収は?仕事のながれや始め方も解説」で詳しく述べているので参考にして。
思ったよりライティングの工数が多い
Webライターの仕事は、文章を書くだけではありません。案件をこなすために、次の工数をこなさければなりません。
■案件の作業工数(一例)
1,クライアントから案件のマニュアルをもらい熟読
2,キーワードを検索
3,検索上位を分析
4,ペルソナ(読者層)を作成
5,ペルソナの悩みとそれに対する解決法を作成
6,構成作成
7,クライアントの構成確認と修正
8,構成に基づき記事執筆
9,画像選定や表の作成
10,納品
11,納品後の修正
※緑字のみの案件が、初心者はスタートしやすい
案件がどのあたりからスタートするかは、クライアントしだい。初心者はすでに構成ができている案件からスタートしましょう。
慣れてきたら、徐々に構成の作成スキルを身につけます。構成はSEOに直結するので、工数をすべてこなせるWebライターさんは重宝されます。
初心者は、マニュアルのある仕事からスタートするといいよ!
優れたマニュアルを使用する場合、自然にライティングスキルが身につきます。
フリーランスは収入が不安定
Webライターは経験を「0→1」にするのが大変。案件を取れなければ、その月の収入は0円です。
案件が取れたあとも、不安は続きます。
■Webライターが抱える収入の不安
・案件がなければ収入は0円
・継続案件になるかはクライアントしだい
・継続案件も突然うちきられる場合がある
Webライターの代わりは、いくらでもいます。
すべては実力しだい。スキルを磨き、検索上位を狙える記事を書けるようになれば、クライアントはあなたを手放さないはず。
でも長年継続案件を回してくれていた会社から連絡が途絶えると、ほんとうに寂しいんですよね・・・。
将来AIにライティングの仕事を奪われるかも!?
Webライターの将来は、先細りする可能性が高いです。理由はAIの台頭です。検索上位記事の情報を寄せ集めたまとめ記事は、将来AIが作成するだろうといわれています。
しかし体験談や、独自性のある記事はAIには書けないので、Webライターの仕事がすべて奪われるわけではないでしょう。
Webライターに求められるスキルが、今後変わっていく可能性があります。
初心者はAIを使わずに、自分で記事を書いてライティング力をつけましょう。
実力がないとAIへの指示も出せず、AIが作った記事のグレードアップもできません。
甘くない現実の先にあるWebライターの5つのメリット
甘くない点ばかりを書いてきましたが、それにもまさる楽しさがWebライターにはあります。
時間が自由
Webライターは、時間が自由です。すき間時間を使って、こんな働き方ができます。
- 朝活で、早朝に1時間
- 子どもが学校から帰るまでの2~3時間
- 大学の空きコマにバイト
- 退社後の副業
- 深夜におこづかい稼ぎ
子育て中のママや会社員、学生でも大丈夫。マイペースに自分の時間で、仕事ができます。
きまった時間に出勤&退社しなくてもいいのは、とても気がラク。
場所が自由
ノートパソコンがあれば、図書館でもカフェでも好きな場所で仕事ができます。あこがれの、ノマドワーカー。
でもスタバのコーヒーの値段を考えると、長時間滞在できるファミレスのドリンクバーが現実的かも。
学生なら軽量のノートパソコンがあれば、空きコマに図書館や食堂で仕事ができますね。開業届けを出せば、個人事業主です。就職活動でアピールできるかもしれません。
仕事量の調整がきく
「まずは1本だけ、すき間時間にやってみようかな」からスタートできる仕事です。月1本、週3日稼働からOK。楽しければ、案件の量を増やすだけ。
「3万円稼いだら、その月は受注しない」と決めてメリハリをつけられます。また子どもの行事や長期休み、旅行、帰省などのイベントに合わせて、仕事量を調整できます。
人間関係で悩まない
Webライターは、ほとんどが在宅ワークです。受注も納品も、報告・連絡・相談もすべてインターネット上で完結できます。
上司から直接怒られることも、同僚に気をつかう必要もありません。会社では気の合わない人と話さなければなりませんが、在宅ワークなら家族や仲のよい友達など、自分で人を選んでつき合えます。
1記事1万円以上も可能
初心者と中堅クラス以上では、収入が大きく違います。経験や実績をクライアントにアピールすれば、1記事1万円以上の案件も可能です。
初心者と中堅クラスを比較してみましょう。
作成日数 | 文字数 | 文字単価 | 報酬額 | |
初心者 | 4日 | 6,000字 | 0.5円 | 3,000円 |
中堅クラス | 2日 | 6,000字 | 2円 | 1万2,000円 |
表は案件の一例ですが、初心者のころが大変なのがよくわかりますね。また継続案件を取れれば、仕事を探す時間やトライアルに挑戦する時間や労力もかかりません。
大事なのは、初心者のうちにあきらめないこと!
力がついてくると、継続案件を取れてラクになります。
初心者WEBライターが次のステップに進む方法
「甘くない初心者時代を、早く脱したい!」という人のために、初心者マークの外し方を解説します。
記事作成スピードUP
4日間かかっていた仕事を、2日で仕上げれば倍の仕事量をこなせます。記事作成スピードをアップするために、タイピングスピードや文章力をつけましょう。
一つの分野の専門性を高められれば、リサーチや分析の時間も短縮できます。
営業力をつける
受けた案件は、実績になります。プロフィールやポートフォリオに落とし込み、クライアントにアピールして。
少しでも受けた案件があるなら、下記のようにプロフィールに書けます。
Webライティングの実績は以下の通りです。
不動産関連記事 実績10本
エンタメ系 実績5本
子育て関連 実績7本
大切にしているのは、納期厳守、報連相、丁寧な執筆とリサーチです。
納品後の修正も受け付けています。
未経験者でプロフィールが空欄の方よりも、クライアントは安心して仕事を任せられるでしょう。
またブログ運営をしているなら、URLをつけるのも有効です。
継続案件を確保
継続案件を獲得すれば、ぐっと楽になります。継続案件のメリットは次の通りです。
■継続案件のメリット
・新しい仕事を探す時間がへる
・マニュアルや指示書を読む時間がへる
・仕事のながれがわかるので作業スピードが速い
・専門性を深められる
・以前の案件で使用した知識や情報を利用できる
・次の仕事ももらえる安心感がある
継続案件を取るには、クライアントの信頼を得る必要があります。納期を守り、相手にパートナーとして信頼されましょう。
記事の構成も組む
Webライティングに慣れてきたら、構成にもチャレンジしましょう。構成はSEO対策にもつながるので、記事にとっても重要です。
多くの工数をこなせるWebライターは、クライアントによろこばれます。継続案件につながったり、仕事を取りやすくなるでしょう。
ブログを運営する
Webライターとブログ運営は、とても相性がよいです。
Webライターの仕事がないときに、ブログ記事を進められます。
Webライターの仕事では、クライアントからマニュアルをもらえるケースも多く、検索上位を狙うためのSEO対策や、記事作成のコツを学べます。
Webライターで記事作成の方法を身につければ、ブログ運営をする歳に、高い授業料を払って講座を受講する必要がありません。
ブログを立ち上げた体験談も書いています。
Webライターの仕事の取り方
Webライターの案件をとる方法には、次の方法があります。
■Webライターが案件をとる手段
・クラウドソーシングサイト
・スキルマーケット
・SNS
・求人サイト
・フリーランスエージェント
初心者が案件を取りやすいおすすめは、クラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングサイトには、Webライター以外の案件も多数あるので、「フリーランスになりたい!」「Webライターにはこだわらない」フリーランス初心者におすすめ。
クラウドワークスの使い方や職種をまとめた記事「クラウドワークス初心者の月収目安や仕事内容を徹底解説!」も書いています。
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Webライターの甘くない時期を乗り越えよう
Webライターがつらいのは、初心者の時期です。単価は低いし、ライティングよりも調査や分析に時間がかかります。
でも継続案件の確保や、タイピングスピードのアップ、専門知識の獲得などにより、徐々に仕事がラクになります。
副業でもよいので、1年くらいは続けて。時間や場所にとらわれない、Webライターの楽しさがわかるようになりますよ。
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