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こんにちは!ハルチコです。
小学生(中学年)の娘が乗馬を始めるので、乗馬用品を購入しました。
親が乗馬未経験だと「最初に何をそろえたらいい?」「どのくらい購入費用がかかる?」とわからない点がたくさんありますよね。
うちは夫が乗馬する人なので、ヘルメットやキュロット(乗馬ズボン)などを迷わずそろえられました。ボディプロテクター以外は、楽天市場でセット購入です。記事ではサイズ等の失敗談も話しますよ。
この記事はこんな人におすすめ!
・子どもに乗馬させようと思っている!
・乗馬で最初に購入すべきモノはなに?
・ジュニア用の乗馬用品の相場やサイズ感が知りたい!
・キュロットやブーツ、ヘルメットなどの写真入りレビューがみたい
乗馬はまわりにやっている人が少なく、「格好いい!」スポーツ。でも、相談できる相手も少ないですよね。
写真つきで乗馬用品(ヘルメット、キュロット、ブーツ、ハーフチャップス、グローブ)のレビューをするので、商品選びに迷っている方は参考にして。
乗馬初心者がそろえたい乗馬用品の内容
最初のレッスンまでに準備しておきたい、必要最低限の乗馬用品を紹介します。
最初にそろえたい乗馬用品
ファーストレッスンまでに用意しておきたい乗馬用品は、次の6点です。
キュロットとグローブ以外の用具を、有料レンタルできる乗馬クラブもあります。娘は最初のレッスンで、ボディープロテクターだけレンタルしました。また乗馬体験だけなら、持ち物は軍手くらいです。
うちは子供が2人いるので「上の子がやめても下の子が使うだろう」と考え、乗馬用品を購入しています。
乗馬用品が家に届くと、子供のテンションがあがります。それに乗馬用品はオシャレ。実際に商品が家に届くと、ファーストレッスンが楽しみになります。
購入した乗馬用品を紹介
小学生の娘のために購入したのは、ジュニア用「乗馬スタート5点セット」です。楽天市場で見つけました。
内容はヘルメット、ショートブーツ、キュロット、ハーフチャップス、イージーグローブの乗馬5点セットです。
ボディープロテクター以外は、簡単にそろえられたのでよかったです。各商品の単品購入も可能です。
乗馬用品プラスで5点セットを購入したときの金額
乗馬用品は単品でそろえると、金額的に高くなります。乗馬初心者や成長期の子供の場合、セット購入して徐々に自分の気に入ったものに変えていくのがおすすめ。
私が購入した乗馬用品プラスのジュニア用「乗馬スタート5点セット」は、29,800円(送料無料)でした。楽天市場のお買い物マラソンやクーポンを利用すると、よりお得に購入できます。
単品で購入すると次の通りです。
■ジュニア用「乗馬スタート5点セット」を単品購入した場合の金額<PR>
・KED ヘルメットPINA(マットブラック):12,980円
・Klaus ジュニア用キュロットKX110(ネイビー):7,780円
・ELT ジョッパーブーツ 子供用(ブラック):8,480円
・Klaus ジュニア用ハーフチャップス:3,980円
・イージーグローブEG1(ブラック):1,780円
※ハーフチャップスは色を4種類から選べます。リンクしているのはPA1(ピンク×グレー)
単品購入すると、合計金額は35,000円。同じ商品なのにセットだと、5,200円も安くなります!
長く続けるかわからずサイズアウトしやすい子どもだから、セットでお得に買えれば十分だと思いませんか。
※2024年5月時点の税込金額です。変更している可能性があるので、詳細は公式サイトをご確認ください。
ジュニア用「乗馬スタート5点セット」のレビュー
乗馬用品プラスのジュニア用「乗馬スタート5点セット」を、身長約125㎝の娘が試着したときの写真です。実際の商品やサイズの確認に、ご利用ください。
乗馬用「ヘルメット」
商品は「KED ヘルメットPINA」で、色はブラック限定です。
実際に試着した写真は、これ。購入したヘルメットのサイズはM(51~56㎝)です。
娘の頭は大きくもなく小さくもない、普通サイズ。後頭部に赤いダイヤルで後頭部、側面のアジャスターでヘッドの幅・高さをサイズ調整できます。
調整ダイヤルの位置が心配でしたが、髪の長い子でも低い位置で髪をしばれば問題ありません。
サイズ調整を最大にしたら、細身&頭小さめのわたしもギリギリかぶれました。
ヘルメットは落馬のときに頭を守ってくれるので、安全基準をクリアしている商品を購入しましょう。ドイツKED社のこのヘルメットは、ヨーロッパ安全基準CEマーク(EN1078)を取得していて安心です。
■KED ヘルメットPINAの特徴
・3方向の調整が可能
・欧州安全基準 VG1 01.040 2014-12適合
・自転車やスケボー向けの厳しい基準CEマークもクリア
・インナーを取り外して洗える
・収納袋つき
・安全性・通気性・速乾性に優れている
乗馬用「キュロット」
商品は「Klaus ジュニア用キュロットKX110」で、色はネイビー限定です。
購入したKlaus ジュニア用キュロットKX110のサイズは、134(ウエスト63㎝、総丈72㎝、股下55㎝、ヒップ71㎝、わたり18㎝)です。
「小学生の娘には大きい!?」と思ったのですが、ショップの最小サイズが134でした。実際の着画はこちらです。
ウエストの写真です。だぶつきはありませんでした。
後ろ向きです。見えにくいですが、シリコン・フルグリップタイプです。太もも、ふくらはぎのあたりはピチピチ。慣れないうちは、着脱に大人の手が必要かも。
一番心配だったのが、丈でした。購入前にサイズを測ったときに、ずいぶん大きく感じたからです。でも裾部分が伸縮性のあるスパッツ素材だったので、多少だぶつきがあっても問題ありませんでした。むしろ長く着用できそうでよかったです。
また色もネイビーのはずですが、青みがかったブラックという感じで、ほぼ黒。色合いは好きです。
※2024年7月追記:洗濯で縮んだのか、足首の部分がきつめです。着られないことはないのですが、一人で着脱が難しく大人が手伝っています。体格のよいお子さんは大きめのサイズがよいかもしれません。足首部分で、早めにサイズアウトしそうです。
■Klaus ジュニア用キュロットKX110(ネイビー)の特徴
・伸縮性が高いストレッチ入りコットン系素材
・シリコン・フルグリップタイプ
・オールシーズン着用可能(どちらかというと秋・冬向き)
・洗濯可能
・ポケットあり
・裾部分がスパッツ系素材なので、多少長めでも大丈夫
・日本人の体型に合わせたつくり
乗馬用「ブーツ」
商品は「ELT ジョッパーブーツ 子供用」で、色はブラック限定です。
購入したブーツのサイズは33(22㎝相当)。ブーツだけの着画を取り忘れたので、後日アップしますね。
乗馬スタート5点セットのなかで、唯一サイズを失敗したのがブーツ。
娘の靴のサイズは、21センチジャスト。「ピッタリを買ってもなぁ~、すぐサイズアウトだよな~」と欲を出してワンサイズ上を買ったら、やはり少し大きかった(自業自得)。
親指部分を上から押すと、凹っと小指一本分ほどへっこみます。でも子供が「大丈夫!歩いても痛くないよ」というので、しばらく様子をみる予定。厚手の靴下でも買ってこようかな。
乗馬は足で馬に合図を出すし、靴を鐙(あぶみ)に引っかけると落馬時に危ないので本当はピッタリのサイズがよいと思います。
■ELT ジョッパーブーツ 子供用(ブラック)の特徴
・防水仕様で雨の日のレインブーツにも使える
・水洗いできる合皮タイプで手入れがかんたん
・かかと部分にプルバックがあり着脱がラク
・1万円弱の低価格
・ロングブーツと比べて持ち運びしやすい
乗馬用「チャップス」
商品は「Klaus ジュニア用ハーフチャップス」で、色は4色から選べます(ピンク×グレー、水色×グレー、紫×ブラック、ブラック)。
娘は水色×グレーを選択しました。
実際に試着した写真は、これ。購入したチャップスの色は水色×グレー。サイズはMです。
乗馬未経験者がチャップスをみても、どう付けたらよいかわからないかもしれません。娘と私があたふたしているのを見て、夫が手伝ってくれました。
キュロットとブーツを履いて、その上からハーフチャップスを付けます。ジッパーを上まで上げるのに、娘は四苦八苦。ジッパーを力業で動かして壊しそうだったので、親の手伝いが必要でした。ゴム入りバンドがついているので、ブーツのかかと部分に引っかけたら完成。
「きつい~」と娘はいっていましたが、ジッパーがブーツの上から締められれば、おそらく大丈夫です。色も4色から選べます。
■Klaus ジュニア用ハーフチャップスの特徴
・日本人のふくらはぎにフィットする特別仕様
(ふくらはぎ部分が蛇腹、伸縮性が高い)
・合皮スエードタイプなので洗濯可能
・内股側は共布パッチがついていて耐久性が高い
・4色から色が選べる
乗馬用「グローブ」
商品は「イージーグローブEG1(ブラック)」で、色はブラック限定です。3XSからXLまでの7種類からサイズ選択できます。
実際に試着した写真は、これ。購入したグローブのサイズは3XSです。
購入前いつものように「ワンサイズ大きくていいのでは?」と言ったら、「2,000円もしないんだから、ジャストサイズ買ってあげて」と夫。
手首部分はマジックテープで調整可能。手のひら部分がジャストで、指先が少し余る感じでした。サイトの説明をみると3XSは幼児から低学年、2XSが低学年から中学年向け。ワンサイズ上でよかったのでは?といまだに思っています。
また夫が「手袋はくさくなりやすい」といっていたので、洗濯機で洗えるのはうれしいですね。
イージーグローブEG1は子ども向け商品ではありません。大きいサイズを選べば大人も使えます。
■イージーグローブEG1(ブラック)の特徴
・洗濯機で洗えてお手入れかんたん
・ストレッチがきいて着脱がスムーズ
・イボイボのすべり止めつき
・手綱を握る部分は生地が二重で耐久性抜群
・手首部分はゴム入り&マジックテープ式
乗馬用プロテクターは乗馬クラブで購入
ボディプロテクターはネットショップではなく、乗馬クラブで購入しました。理由を説明します。
乗馬用プロテクターの役割
乗馬用のボディプロテクターは馬の噛みつきや蹴り、落馬による衝撃などから身を守ってくれます。そのため乗馬にボディプロテクターは欠かせません。
また学生の馬術大会では、乗馬用プロテクターの装着が義務づけられています。
乗馬用プロテクターの種類
ベスト型の乗馬用ボディプロテクターは、大きく分けて2種類に分かれます。
エアバッグタイプ
車のエアバッグ機能と似たイメージです。馬とボディプロテクターを結びつけているワイヤーが落馬の際に引っ張って抜けると、エアーバッグが作動します。
高反発素材タイプ
厚みのあるプロテクト素材でできていて、クッション代わりに衝撃を吸収してくれます。エアバックタイプに比べると、比較的安価です。
オークションやフリマでも販売されていますが、粗悪品も出回っているので安全性が不明なものは購入しないほうがよいです。
プロテクターを購入するなら乗馬クラブに確認
安全性を重視している乗馬クラブには、エアーバッグタイプの装着が義務づけられている場合があります。購入前に乗馬クラブに、どのようなプロテクターを購入するべきか確認するとよいでしょう。
また乗馬経験者の夫から、プロテクターは乗馬クラブで購入するようにいわれました。エアーバッグタイプの場合、エアーバッグが作動したあとにボンベを交換しなければなりません。
子どもによるボンベ交換が、難しい場合もあるでしょう。プロテクターを乗馬クラブで購入すれば、指導員が取扱い方を知っているのでサポートできる可能性があります。
ウチは子どもがまだ小さいので、乗馬クラブで購入しました。小学校高学年くらいになれば、ボンベ交換方法を教えて自分で取り扱えるかもしれません。
乗馬用品の選び方
代表的な乗馬用品の選び方をかんたんに解説します。
ヘルメット
ヘルメット選びのポイントは、次の通りです。
安全性
落馬の際に頭を保護してくれるので、一番重視すべきは安全性です。乗馬人口の少ない日本では、乗馬用ヘルメットの安全基準がありません。欧米での安全基準を満たしているものを選びましょう。
- ヨーロッパの安全規格「CE EN1384-〇〇〇〇」(通称CEマーク)
- アメリカの安全規格「ASTM 1163-15」
サイズ
ダイヤル式サイズ調整機能があると便利です。インナーや側面のアジャスターでサイズの微調整ができるものもあります。
ヘルメットが騎乗時にずれると、頭痛や疲れの原因になります。また落下時に危険なので、頭にフィットするモノを選択してください。
機能と素材
夏の乗馬は熱いです。汗をかきやすく熱中症の危険があるので、通気性のよいものやインナーが洗えるヘルメットがよいです。
素材はベルベット素材とプラスチック素材があります。ベルベット素材は見目がよく美しいですが、機能性を重視するならプラスチック素材です。プラスチック素材はお手入れが簡単で、通気性にも優れています。
キュロット(乗馬ズボン)
乗馬用のキュロットを選ぶポイントは、次の通りです。
キュロットの種類と素材
乗馬用キュロットはすべり止めのカバーする範囲や素材で、3種類にわかれます。
- 尻皮(フルグリップ):すべり止めの範囲はヒップから膝の内側
- 膝皮(ニーグリップ):すべり止めの範囲は膝の内側
- 共布:ヒップや膝の内側にキュロットと同じ生地を当てている
尻皮や膝皮タイプのすべり止めには、すべりにくい皮やシリコンが使用されます。好みにもよりますが、子どもの場合ごわつきが少なくよく伸びるシリコン素材の尻皮がよいでしょう。
足首のタイプ
足首のタイプにはマジックテープタイプと、伸縮タイプがあります。ごわつきが少なく、よく伸びてフィットするのは伸縮タイプです。
チャップス
チャップスは乗馬キュロットの上から着用して、膝下から足首までを保護します。チャップスの選び方は、次の通りです。
素材とお手入れのしやすさ
チャップスの素材には次のものがあります。
- スエード
- 本革
- 合皮
チャップスは汚れやすいので、お手入れしやすい素材がよいでしょう。合皮素材は徐々に経年劣化しますが、洗濯できるものもあり取扱いしやすいです。
スエードや本革は、水洗いできないものが多いです。泥汚れや馬の汗の汚れを乾かしてから、ブラシでキレイにしましょう。また水濡れや日差しの強い場所での放置は、チャップスを痛めます。
サイズ
サイズはふくらはぎに合わせるのがおすすめ。ふくらはぎのサイズが合わないと、騎乗中に馬への合図が出しにくくなります。試着の際にはキュロットや乗馬ブーツの上から、装着して。大きめではなく、ピッタリか少し小さめがよいでしょう。
乗馬用ブーツ
乗馬用ブーツの選び方は次の通りです。
ショート・ロング
乗馬用ブーツにはショートブーツとロングブーツがあります。
ショートブーツの長さは、足首から膝下。「ショートブーツ+チャップス」の組み合わせで着用します。足首が動かせて着脱もしやすく、コンパクトなので持ち運びしやすいのですが、本革(黒)のロングブーツの着用が義務づけられる正式な大会もあります。
初心者の子どもなら「ショートブーツ+チャップス」が扱いやすいです。また値段も合皮素材なら1万円前後です。
ロングブーツは膝下までの長さ。足首が固定されて馬に合図が出しやすいですが、慣れないうちは歩きにくく着脱しづらいかもしれません。値段も4~5万円くらいします。
素材
乗馬用ブーツの素材は、本革、合皮、ラバーの3種類があります。それぞれの特徴は次の通りです。
種類 | 特徴 |
---|---|
本革 | 丈夫で長持ち、足にフィット、手入れが大変、値段が高い |
合皮 | 価格が比較的安い、手入れが簡単、経年劣化する |
ラバー | 丈夫で長持ち、手入れが簡単、サイズ調整が難しく乗りにくい |
正式な大会にまだ出る予定のない初心者の子どもなら、扱いやすい「合皮ショートブーツ+チャップス」が向いています。
サイズ
乗馬ブーツは乗馬用品のなかでも、サイズ選びが難しいです。試着時は直立したままではなく、足を軽く開いて足首を曲げ、騎乗スタイルを取ってみましょう。スレや傷みを確認します。可能なら乗馬キュロットや乗馬用の靴下を着用してから、ブーツを試着してください。
ショートブーツならチャップスで調整できるので、サイズ調整で必要なのは足とふくらはぎ部分です。ロングブーツは足、ふくらはぎ、筒丈をそろえる必要があります。
乗馬用品は安全性の高いモノを選ぼう
子どもが乗馬を始めると、いろいろ出費がかさみますよね。最初にそろえるもの(ヘルメット、キュロット、乗馬用ブーツ、チャップス、グローブ、ボディプロテクターなど)も例外ではありません。
でも乗馬用品には、騎乗者の身を守る大事な役割があります。安全性のわからないものをオークションやフリマで購入するより、安全性が高い正規品のなかで、コスパのよい商品を選びましょう。
乗馬用品はとてもオシャレ。気に入った乗馬用品を購入すると、親子共にテンションが上がります。
乗馬にかかる費用に関しては、次の記事をどうぞ!
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