【体験談】Webライターはどんな仕事?|仕事内容や必要なスキルを解説

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こんにちは!ライター歴15年のハルチコです。

仕事を聞かれて「Webライター」と答えると、「すごい」「いいなぁ」という返事をよくいただきます。会社勤めの方にとっては、自由で働きやすい仕事に思えるようですね。

わたしもWebライターを本業にする前は、上場企業の人事や店長を経験しているので気持ちがわかります。でも、本当に働きやすいの?

ハルチコ
ハルチコ

この記事はこんな人におすすめ!

・Webライターはどんな仕事?

・Webライターの生の声が聞きたい!

・Webライターがどのくらい稼いでいるか知りたい

・Webライターになるにはどうしたらいいの?

・Webライターに必要なスキルは?

この記事ではわたしの体験をもとに、まずは初心者Webライターを目指す方のために仕事内容を解説します。

Webライターは、初仕事を得るまでが大変。「0→1」にできるように、最初の案件獲得のコツもお伝えします

またWebライターになる手段については、「Webライターのなり方を徹底解説|会社員から転身した手段や案件獲得のコツを公開」をどうぞ!

すでにWebライターの方で、文字単価2円以上を目指したい方はこちらをどうぞ!

Webライターの仕事内容

Webライターがどのような仕事なのか、仕事内容をお話しします。

クライアントの種類

Webライターは、インターネット上でコンテンツ制作を行う専門家で、主に文章作成のプロです。Webライターが記事の制作に関わる仕事には、主に次のものがあります。

  • 企業やイベントの情報サイトの文章
  • 企業や個人が運営するサイトのブログ記事
  • ウェブサイトの商品説明やサービス案内

クライアントによって要望はさまざまです。わたしは依頼があれば、上記の案件はどれでも請け負っています。

業務内容

具体的な仕事内容を、クライアントに確認します。依頼用のマニュアルがある企業なら、初心者でもスムーズに仕事が始められます。

Webライターの仕事をもう少し詳しく解説します。

1、クライアントの意向とキーワードの確認

仕事の案件に関して、クライアントと詳細をすりあわせます。すりあわせておきたい内容は、記事数、文字数、文字単価、画像選定の有無、納期、SEO対策、納品形式などです。

Webライティングの仕事の、スタート地点を確認するのも重要です。ほぼ丸投げでキーワード選定から始めるものと、すでにキーワード選定と構成が済んでいてライティングのみのものでは、かかる時間がまったく異なります

また複数のライターに依頼しているブログ記事では、文字や言葉の統一や語調に関するマニュアルがあるかもしれません。指示書を熟読してから仕事を始めましょう。

2、調査・分析

キーワードが決まっていても、調査と分析は必要です。Google ChromeのシークレットモードやYahoo!の検索にキーワードを入力し、トップページの記事を読みます。

上位検索に出てくる記事は、ユーザーが必要としている記事です。検索上位になるためには、上位記事に勝たなければなりません。どのような内容を記事に盛り込むかべきか分析しましょう。

3、構成作成

構成が準備されていない場合、Webライターが構成を依頼される場合があります。タイトルや見出しを作成し、記事の全体像をまとめます。構成が終了した時点で、一度クライアントに確認してもらいましょう。

タイトルや見出し作成は、SEOに大きく影響します。構成組みの根拠がクライアントに伝わるように、見出し下に参考URL、記事にする内容、作成する予定の画像や表を記載するとよろこばれます。

4、執筆(Wordpressへの入力)

構成にしたがって、文章を執筆します。ユーザーが読みたくなるように、PREPを使って文章を作るのがおすすめです。

PREP法とは、結論ファーストを心がけた文章構成法。
次の単語の頭文字をあわせたもの。
Point:結論
Reason:理由
Example:例
Point:結論

画像の挿入、SEO対策CSSの編集を希望するクライアントもいます。Webライター初心者には、SEO対策に関わる指示やCSSの編集は対処が大変かもしれませんが、経験を積めるチャンスです。指示が出た場合には、わからない点を確認しながら仕事をこなしましょう。

また誤字脱字著作権の侵害には気をつけなければなりません。記事を作成したら読み直し、おかしなところがないか確認して提出します。表記統一のリストがあるなら、リストに違反していないかチェックも必要です。

5、クライアント確認後の修正

納品後、クライアントが記事内容を確認します。そのまま終了のケースもありますが、1~2回程度の修正が入る場合も多いです。

仕事が完了したら、お礼のメールを送りましょう。クライアントに次の仕事も受けられる旨伝えておくと、継続して仕事を受けられる可能性が高まります

Webライターの仕事の実態

Webライターの仕事の、楽しさや苦労をお伝えします。Webライターを目指す場合の参考にしてください。

楽しい点

執筆作業

文章作成が好きならば、執筆作業を楽しめます。「早く家に帰りたいのに」とイライラしていた会社時代がウソのようで、ライティング案件が入るとうれしくなります

検索上位の記事を目指すなら、競合のリサーチは必須です。社会人になるとなかなか業務や趣味以外の情報が入ってきませんが、ライティングの仕事をしていると新しい知識がどんどん入ります。大人になってからも学び続けられるのは、楽しいですよ。

好きな時間や場所で仕事ができる

Webライターは基本的に在宅ワークです。パソコンがありネット環境が整っていればどこでも仕事ができるので、カフェでも仕事ができます。わたしが会社員だったころは、通勤電車に1時間半乗っていました。往復3時間、ムダな時間でした。

いまは朝に1時間、子どもを幼稚園に送り届けてから帰ってくるまでの2~3時間、家族が眠ったあとの2時間くらいが執筆時間です。子どもの長期休暇のタイミングは、仕事の量を調整できるので帰省や旅行の日程も組みやすいです。

バリスタでコーヒーを入れて、作業用BGMを掛け流しながら執筆。最高です。ただ在宅ワークだと、オシャレや化粧を楽しむ機会は減りますね。

自分で仕事量を調整できる

Webライターが副業に向いている理由のひとつが、仕事量を自分で調整できる点です。プライベートや仕事が忙しくなるとわかっていれば、引き受ける案件の量を減らせます。

馴染みの会社は案件が発生すると、わたしに「記事の内容、文字数、一本あたりの単価、納期」をチャットワークで知らせて、「納期までに何本できますか?」と聞いてくれます

案件を継続的に回してくれる相手ができると、仕事がグンと楽になります。

つらい点

収入が不安定

仕事がないのが、つらいです。会社員なら仕事がなくても、会社に規定時間いればお給料がもらえます。しかし雇われずに仕事をしているWebライターは、案件を受けないと収入は0円です

すべて自己責任

個人でWebライターをしている場合、すべて自己責任です。収入が0円でも、仕事を取りすぎて納期に間に合わなくても、誰も助けてくれません。私も育児をしながら仕事をしていますが、子供が熱を出した日には、家族が寝静まったあとに徹夜で仕事をします。

また経験はないですが著作権の侵害をした場合、Webライター本人が訴えられて懲役刑や罰金刑を言いわたされる可能性もあります。

時給換算すると割に合わない場合も多い

Webライターの収入は、1文字いくらで計算されることが多いです。単価は未経験なら0.3~0.5円一般的なレベルのライターなら1~3円くらいです。また「最低文字数6,000字で1万円」のように提案されるなら、6,000字以上書いても文字数を超えた分の報酬は発生しません。

わたしは仕事を請け負うとき、頭のなかで時給換算します。1時間に何文字程度仕上げていけばよいのか決めておかないと、割が合わなくなるためです。

またWebライターは文章作成のほかに、リサーチやWordpressへの入力、画像選定や表作成などもおこないます。操作がわからず、文章作成以外に時間を取られるケースもあります。特に初心者Webライターの場合、「時給換算したら500円以下だった」というケースは多そうです。

完璧な仕事を目指すのも大事ですが、1本の記事にかかるスピードを徐々に上げていきましょう

体調管理

特に副業でWebライターをする場合、時間の確保が大変です。つい夜更かししてしまうので、寝不足にならないように気を付けてください。

また専業では、1日中パソコンの前で仕事をしなければなりません。肩こり、腰痛、運動不足になります。わたしは1~2か月に1度くらいは整体に通っています。

営業もしなければならない

待っていても、仕事は来ません。営業をおこないましょう。仕事を獲得するために、次のような手段で案件を獲得します。

  • クラウドソーシングサイト(例:ランサーズ、クラウドワークス)
  • スキルマーケット(例:ココナラ)

初心者はクラウドソーシングサイトの、ライティング案件から始めるとよいです。月に4~5万円くらい稼げるようになったら、Webライター初級レベルの卒業です。スキルマーケットで自分をWebライターとして売り出してみましょう

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Webライターに向いている人

Webライターに向いているのは、次の人です。

  • 文章を書くのが好き
  • 1日中PC作業をおこなえる
  • 調査や分析も苦にならない
  • 実績に合わせた報酬が欲しい
  • 時間や場所に縛られず自由に働きたい

不動産の記事なら、仲介手数料や契約のながれなどを、詳しくリサーチして書かなければなりません。リサーチや分析、表の作成なども込みで、3日間で8,000字くらい書くのを楽しめるなら、Webライターに向いています

Webライターに向いていない人

ライターに向いていないのは、次のような人です。

  • 人と話す仕事につきたい
  • 収入の安定した仕事がしたい
  • 頭を使う仕事は苦手

家に引きこもることが多いので、人と話すのが好きなら、接客業を選んだほうがよいです。

また個人事業は収入が不安定です。自由より安定を求める方は、会社勤めが向いています。それでもWebライターになりたいなら、まずは副業として始めてください。そしてライターの仕事が軌道に乗るまでは、現職をやめないようにしましょう。

Webライターのなり方

Webライターの始め方を、5つのステップで解説します。

1、受注できる環境を整える

Webライターは、パソコンインターネットの接続環境が整っていれば仕事ができます。パソコンは家族と共有するのではなく、仕事用に1台用意しましょう。

ライティングとリサーチのみに使用するなら、高いスペックは必要ありません。またWindowsでもMacでも構わないので、使いやすいものを選択してください。在宅ワークで長時間作業する予定ならデスクトップPCが、カフェなどに持ち運んで作業する予定ならノートPCが向いています。

またWifi環境を整えましょう。クライアントとのやりとりや、Wordpressを利用した記事作成や納品などに、安定したインターネット環境が必要です。スマホのデザリング機能でもインターネット接続は可能ですが、接続が不安定です。

ほかに必要となる可能性があるものには、次のものがあります。

・仕事用のメールアドレス
・Googleアカウント
(ドキュメントやスプレッドシート利用のため)
・チャットワークのアカウント
(連絡手段に希望するクライアントが多い)

2、クラウドソーシングで案件を探す

クラウドソーシング上には、企業が外注したいライティング案件が掲載されています。まずはクラウドソーシングサイトに登録して、自分にできそうな案件のテストライティングに申し込みましょう。

知名度の高いクラウドソーシングサイトには、次の2社があります。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス

クラウドソーシングサイトに登録したら、まずはプロフィールを充実させてください。企業は仕事を外注する相手を選ぶときに、経歴や実績を重視します。

またWebライターにこだわるのではなく在宅ワークに興味があるなら、ライティング以外の案件もチェックしましょう。アンケートやネーミングなどは敷居が低いので、初仕事に向いています。

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3、案件に申し込む

気になる案件が見つかったら、応募をします。無報酬のテストライティングが必要なケースもありますが、クライアントが応募者の実力をはかるために必要です。練習をかねてチャレンジしてください。

またクラウドソーシングサイトには、まれに悪質な業者が混じっています。応募の前に、クライアントの実績評価を確認しましょう。

初心者向け案件の特徴をまとめておきます。

  • 文字単価が1文字0.3~1.0円
  • クライアントの口コミや評価が高い
  • マニュアルがある

初心者には、マニュアルのあるクライアントがおすすめです。未経験でも受け入れてくれる素地があり、なおかつWebライターとして育ててもらえます。

わたしも良質な会社と出会うことができ、Webライターのノウハウの大半をその会社のマニュアルや担当のディレクターから学びました。

4、記事を作成する

クライアントの求める内容で、マニュアルに沿って記事を作成します。マニュアルがない場合には、恐れずにクライアントにどのような文を希望しているか確認してください。サイト内で表記がバラバラにならないために、表記を統一する必要があります。

確認して起きたいものには、次のものがあります。

  • 表記統一のリストの有無
  • ですます調でよいか(体言止め禁止、断言禁止などクライアントによって希望があります)
  • ひとつの見出し内における最大文字数
  • 画像や表の挿入をするか

また著作権の侵害は、Webライターが決してやってはいけない禁止事項です。ほかのサイトで使用している文言をコピペして記事を作れば、相手に訴えられる可能性があります。自分の言葉で、文章を作成しましょう。

5、納品する

記事を作成したら、最後に納品します。誤字脱字や表現のあやまりがないか、確認してから提出します。提出後1~2回程度、修正依頼が入る場合があります。修正に応じ、再提出しましょう。

Webライター以外の在宅ワーク

「とりあえず、在宅ワークに興味がある」という方のために、Webライター以外の在宅ワークを紹介します。

ブロガー

ブロガーも、記事を作成するのが仕事です。ブロガーとWebライターの大きな違いは、収益方法です。

Webライターはクライアントから案件をもらい、納品により報酬が発生します。それに対してブロガーは自分のサイトからブログを配信し、ブログにつけた広告アフィリエイトやグーグルアドセンス)から収益を得ます

挑戦する場合は、まずサーバーと契約してブログ作成環境を整えましょう。

以下にいくつかのおすすめレンタルサーバーを紹介します。

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エックスサーバー

さくらのレンタルサーバー

ConoHa WING(コノハウィング)

▼ハルチコはこちらのサーバーを使用しています

オンライン講師

オンライン講師も、在宅ワークが可能です。2時間くらいの隙間時間があれば、インターネットを介して生徒に授業を開けます

教える内容は、自分の得意分野で構いません。得意分野が思いつかない場合は、外国人向けに日本語講師をしてもよいでしょう。日本語初心者向けの授業は難易度が高いですが、日本語中・上級者の中にはフリートークやビジネスマナー習得を希望する方もいます。

日本語講師に興味があるなら、「資格がなくても日本語講師できる?Preplyで海外在住の外国人に日本語を教えよう」の記事を参考にしてください。

ハンドメイド販売

アクセサリー子供服バッグやお弁当袋などの入園セットなどの手作り経験があるなら、ハンドメイド販売も可能です。

複数のハンドメイド作品を用意して、フリマやオークションで販売しましょう

よくある質問

Webライターに関するよくある質問に、Q&Aでお答えします。

Webライターの今後の需要は?

需要は減っていくと思われます。理由は、AIライティングの台頭です。現段階においてAIのライティング技術は、人に勝てません。しかし今後AIライティングの技術が発達していけば、人間同様に情報をまとめて発信できるようになるでしょう。

AIに対抗するためには、独自でクリエイティブなアプローチやアイデアを持つことが重要になります。

Webライターに必要なスキルは?

特にスキルを持たなくても、Webライターになれます。しかしSEOに対する知識や情報収集能力があるとクライアントによろこばれます。

また専門知識を持っている分野があると有益な情報を提供できるので、案件を獲得しやすく、報酬も上げやすいです。

雇われない働き方ならWebライターにチャレンジ

フリーで働きたいと思うなら、Webライターは比較的始めやすい仕事です。文章を書くのが好きなら、だれでもWebライターを目指せます。しかし最初の案件を受けるのが難しく、未経験から脱出するにはコツが必要です。

仕事内容を把握し、スムーズにクライアントの要望に応えられるように準備しておきましょう。納期を守りクライアントの満足する仕事ができれば、継続して仕事を受けやすくなります。

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